ゲームBOYリッキー / 斉藤栄一

小三コミックス・つるピカハゲ丸 (小学三年生 1990年 1月号 付録)

ゲームボーイが欲しい”リッキー”こと大石力くん、おもちゃ屋をあちこち探し回るけど、人気が凄すぎてどこも売り切れ。結局買えずに肩を落として帰っていると、途中、今まで見たこともない古びたおもちゃ屋が。しかも入り口には「ゲームボーイありマス」の張り紙。お店に飛び込むと、なぜか店主のおじいさんが残り1個のゲームボーイをあげると差し出してきた。タダで手に入ってラッキー!喜んでいたのもつかの間、リッキーくんはそのゲームボーイの画面に吸い込まれてしまう!気付いた時には、ゲーム空間。店主のおじいさんはゲームGG(ジィジィ)に変身し、テトリスの対決を迫ってきた!

ゲーム空間に入り込んだわりに、ブロックを放り投げたり、避けたり等の物理的なやりとりはなく、普通の対戦テトリスに終始(ゲームボーイじゃなくてファミコンみたいなコントローラーで操作・・・)。最後はリッキーくんが、ブロックを接地寸前に回転させて隙間に入れるテクニック(表紙のウルトラ技とはこのこと)を使って、積み方ガタガタのピンチから逆転勝利する、マトモなゲームまんがとなっております。

この読み切りが好評だったのか、本誌連載でリッキーくん再登場。「学年誌まんが照会」さんによると、小学二年生 1990年 2、3月号、小学三年生 1990年 4、5、6月号、の5号に掲載されている模様。自分が唯一持っている3月号(第2回)はトーナメントの準決勝(ゲームはネメシス)になっているので、選手権大会を舞台にした連続回と思われる。初出の謎のおもちゃ屋店主が、リッキーくんのおじいちゃんになっているのも、第1回を見れば判明するのか!?入手が絶望的ぃ〜。


リストバンドにGB、帽子にGB、TシャツにGAMEBOY、ゲームボーイ好きすぎるだろ

・・・まぁTシャツはGEMEになってるけどネ


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